日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第59回研究発表大会
セッションID: 11-39
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視覚言語を応用したサービススケッチツールの開発
外国料理店におけるサービスのデザインを事例として
上平 崇仁王 俊傑高橋 愛未
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抄録
本稿では,かたちのないサービスを記述/発想する際に利用するためのスケッチツールを試作し,考察をおこなう.キャスト・プロダクト・システム等の因果関係を一覧化して検討できるようにするとともに,パーツやルールをキット化することで,多くの問題対象に適用可能な汎用性を持たせ,初学者にも使いやすいツールを目指した.試作を行った後,我々の実施した「外国料理店における文化資源を生かしたサービスデザイン」での試験的な利用事例を取り上げる.
その結果,初学者がサービスを発想する際のツールとして充分に実用可能であるとの示唆を得た.見えるようになる事でブレストが活発になること.マンガの吹き出しは,誰でも即座に共通理解が可能であり,取り扱いが容易であること.サービス全体の仕組みと個別のストーリーを包括しながら検討するために可動性があることは都合がよいこと.またパーツが用意されていることで,絵心がない人にとっても利便性が高いこと,が利点として挙げられる.今後は,演習にてWebサービスを構想するための利用を想定している.また誰でも利用できるようにPDFで公開し,フィードバックを反映しながら改良していく予定である.
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© 2012 日本デザイン学会
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