抄録
本研究の目的は、デザインのアイデア発想段階において、聴覚刺激を用いることで、思考を促進させるプロセスを提案することである。実験1において、共通の音を言語と形態で表現した場合、どちらがよりアイデア発想に効果的にはたらくのかを検証した。結果、言語表現の方が一つの音から様々な情報を引き出しやすいことがわかった。実験2では、音の種類によって、表現にどのような変化が見られるのかを検証した。結果、制限時間内の記述の頻度が思考の促進に関係している傾向が見られた。今後は、キーワードの内容に焦点をあてた実験を行う。