抄録
ユニバーサルなピクトグラムデザインのために、知的障害がある幼児・児 童・生徒及び、通常学校に通う中学生・高校生、大学生計355人を対象にピ クトグラムの理解度に関する実験を行い、その結果を比較した。方法は6項目7種類(JIS含む)のピクトグラムをわかりやすいと思う順に順位付けをしてもらう順位法を用いた。結果、全体的にトイレ・非常口に関してはJISのピクトグラムが理解されている事がわかった。一方で駅は車掌や乗客のようにその場を表す人物が、非常電話・非常ボタンは音や押す動作を表す効果線が、津波注意は逃げる人や逃げる場所が加えられたものが上位に選ばれた。よってこの4項目に関してはグラフィックエレメントを加える事で理解が高まる事を明らかにした。