日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第60回研究発表大会
セッションID: 5A-05
会議情報

駅空間における空間変化とサインの連続性に関する研究
-その4- JR鹿児島中央駅の事例
池田 岳史川合 康央益岡 了
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本研究は,交通結節点であるターミナル駅においてのサインの連続性に関する一連の研究の内,2010,2011年度に行ったJR鹿児島中央駅においての調査結果を述べるものである。調査の結果,駅構内及び駅前広場において371個のサインを確認した。更にJR鹿児島中央駅改札口から鹿児島市交通局の鹿児島中央駅前電停までの間にルートを設定し,空間変化と設置サインの関係を考察した結果,前稿で取り上げたJR岡山駅と同様に,JR広島駅に比べると,分かりやすい駅構内での移動経路となっていることがわかった。またJR岡山駅では駅前広場の外となっていた路面電車電停についても駅前広場内に設置されているため,駅前広場内の誘導も比較的容易であると考えられる。駅構内のサインはこれまでの事例と比較しても必要な空間に必要な情報が提示されていると言える。ただし,駅前広場空間では,同一空間に多数の同様な情報が提示され,ピクトグラムの使用についても混用されるなど問題点が多いと言える。本研究では今後,他の既調査駅の調査結果を加え,比較検証することで,空間のシークエンスとサインによるより円滑な誘導について,明らかにしていくこととしたい。
著者関連情報
© 2013 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top