抄録
本研究では、車いすカーリング競技者のための適切な道具の改良を目指している。
冬季オリンピックでの日本女子チームの活躍により、カーリングの認知度が高まってきている。カーリングは、20kg程度のストーンを40m先のハウスという的に向かって投げ込み競うスポーツであり、そのシンプルなゲーム性から手軽に参加できるものとして、性別や年齢問わず、幅広く競技人口が増加し続けている。同様に車いすカーリングの競技人口も増えていて、2002年に初めて日本に持ち込まれてから、北海道や長野県を中心として全国に存在するまでになった。
車いすカーリングはデリバリーキューを使ってストーンを投げるが、使用されるキューには入手しにくい、高価、壊れやすい、そして競技者が疲れやすいなど、多くの問題点があるため、その改良を行っている。