日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第62回研究発表大会
セッションID: C9-04
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ゲーミフィケーションを用いたエコ表示に関する調査とユーザ評価
杉本 美貴
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抄録
近年、ゲーミフィケーションの考え方を用いてユーザの関心や使用性を高めるための表現方法が注目されているが、これは家電製品の環境負荷に関するエコ表示にも有効であると考えられる。筆者は、現在ゲーミフィケーションが用いられている様々な分野の72件の成功事例について調査を行った結果、家電製品のエコ表示にゲーミフィケーションを効果的に用いるためには、ユーザの行為と関係の深い「行為の変換」「行為の共感」「行為の承認」の3要素に含まれるゲーム性を使った表現の重要性を導出した。しかし、これらはまだ実証実験による検証はなされておらず、それらの有効性について検証する必要があった。 そこで本研究では、家電製品の中でもエネルギー消費量の多い冷蔵庫を対象に、被験者宅で実際に使用されている冷蔵庫でゲーミフィケーションを用いたエコ表示を行い、実生活の中での継続使用実験によってゲーミフィケーションを利用したエコ表示を行った場合のユーザの意識について検証した。その結果、家電製品のエコ表示にゲーミフィケーョンを効果的に用いる際に、3要素に含まれるゲーム性を使った表現が有効であることが確認できた。
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© 2015 日本デザイン学会
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