日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第62回研究発表大会
セッションID: A5-03
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越前海岸地区の既設案内サイン調査と提案
池田 岳史川合 康央益岡 了
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抄録

本研究は,福井市商工労働部おもてなし観光推進室より,連携協定を結ぶ福井工業大学のF'sDesign Studioに対して委託された受託研究である「市内観光看板調査,デザイン」を基としており,本稿ではこの内,「越前海岸地区」の調査結果を述べるとともに,より円滑な誘導,情報提供に向けた案内サインの整備を提案する。
本研究の基となる受託研究においての「越前海岸地区」とは,福井市域内の越前海岸沿いに走る国道305号線に沿った地区を示しており,この中でも北は福井新港へ接続する鷹巣エリアの柳原交差点付近,南は呼鳥門,越前岬等越前町エリアの手前までの約25kmの範囲が対象となる。これらの範囲を基に本研究の調査対象エリアを決定し,更に調査,集計,分析に用いるため,このエリアをA越廼エリア,B国見・鮎川エリア,C鷹巣エリアに分割し,調査,分析,考察を行った。
既設サインの問題点を踏まえ,調査対象エリア内のサインによる情報提供を検討した結果を「辿る楽しさを提供するサイン整備」としてまとめ,提案することとした。

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© 2015 日本デザイン学会
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