抄録
本稿は、2015年8月に札幌市立大学デザイン学部(以下、札幌市立大)の学生有志と札幌駅総合開発株式会社の共催による遊びイベント「コネキッド!2015『風の子GO!GO!』」で行った遊びの紹介と成果報告である。今回は「風」を題材に、屋内外の風を利用した、風への理解・関心を深めるきっかけとなる複数の遊びを行った。能動的に遊びを発展させていく方法を、遊びの内容と、遊びの空間の形成という2つの観点から考案した。実際に行われた遊びの観察と映像の検証により、異なる環境で行う遊びによって生じる相互作用を考察した。その結果、更なる検討が必要であるが、遊びの発展を促す上で、異なる環境の相互作用に有効性があることが推測された。