日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
セッションID: B6-04
会議情報

デザイン教育におけるデッサンとスケッチの描画過程に関する研究
伊豆 裕一*加藤 健郎*佐藤 浩一郎*松岡 由幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
多くのデザイナーは,デザインにおいてデザインスケッチを活用する.一方,デザイナーに求められる造形力の育成において,目の前に置かれた対象物を観察し表現する観察描画によるデッサンが重視される.本研究は,デッサンとスケッチの描画スキルと描画プロセスの関係の考察を目的とする.そのために,デザインを学ぶ10名の大学生のデッサンとスケッチの制作プロセスを比較した.その結果,デッサンスキル高の被験者はデッサンにおいて短時間で立体感を表現し,スケッチスキル高の被験者はスケッチにおいて短時間で立体感を表現することが確認された.以上より,デッサンスキルとスケッチスキルには,的確な線や陰影の表現と言った手の動かし方に関わるスキルの違いに加え,それぞれの目的に合わせた立体認識の方法やスキルが影響することが示唆された.
著者関連情報
© 2017 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top