抄録
IT企業のB to B開発業務において、今後クライアントも気がつかないような潜在ニーズを顕在化する新しいサービスを提供していくためには、従来のソフトウエア開発プロセスであるV字モデルのさらに上位概念としてサービスデザインプロセスの体系を整備する必要がある。本研究では、今までのサービスデザインに関わる提案実績をベースに大きく現状把握、あるべき姿を描く、ベクトルの共有、提案内容の深掘り、提案という5つのプロセスとして整理した。また、あるべき姿を描いてベクトルを共有するプロセスでは顧客との共創ワークショップを実施するが、その際用いる手法によって、大きく新規事業提案と、既存事業の中での新サービス提案の2つに分類されることがわかった。