IoTにおけるコンテクストを考慮したデザインアプローチの研究

抄録

近年IoT(Internet of Things)システムは新しいデバイスとして、普及しつつある。IoTを理解する上では取得したデータがどのシーンでどのように活用されるかを想定しなければならない。そのためにはデザイナーが利用者のコンテクスト(状況)に応じた機能や情報の見せ方を付随させる必要があり、コンテクストの情報をどのようにIoTのデザインに活用するかを明確にする必要がある。 本研究の目的はコンテクストを活用してIoTシステムを発想するためのデザインアプローチを提案することである。