日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1B09
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水溶性錯体を前駆体として合成される金属酸化物の形態制御
*片桐 清文
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抄録
近年の環境問題への意識の高まりから、低環境負荷型の無機材料合成プロセスに注目が集まっている。その中でも、有機溶媒を用いない水溶液プロセスには多くの利点が存在する。本発表では、水溶性金属錯体を前駆体として用いた水熱プロセスによって合成される金属酸化物の有機分子を用いた形態制御に関する研究について紹介する。特に、オレイン酸とヒドラジンを用いたプロセスによるSrTiO3ナノキューブの合成やコロイド粒子をテンプレートに用いた交互積層法によるTiO2中空カプセルの合成についての詳細を紹介する。
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©  日本セラミックス協会 2011
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