日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第65回春季研究発表大会
セッションID: PA-29
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視覚・触覚・聴覚が分類や記憶に影響を及ぼす研究
*北名 和宏柿山 浩一郎
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抄録
モノを購入することが容易になった現在、収納整理する家具の役割は大きい。しかし、統一されたデザインの家具の引出しには、内部に収容されているモノを示す要素がなく、記憶を頼りにモノにたどり着かないといけない点を本研究の課題とする。引出しに視覚・触覚・聴覚の感覚の手がかりを加えることによって、分類や記憶を補助することが可能となり、物を探す行為などの日常生活の問題を改善できるとの仮説を構築した。位置的情報の空間認識を加え、視覚・触覚・聴覚の感覚毎の実験を行い、印章評価アンケートを通して検証した。実験の結果、全世代で位置での空間認識の記憶の定着より、手掛かりを増やすことで記憶の定着が高まる結果となった。特に触覚と聴覚といった既存の家具にはない手掛かりでの記憶の正解率が良い結果となった。アンケート結果からは、手掛かりが増えることによって分類や記憶の定着率が高まることが知見として得られた。視覚・触覚・聴覚の感覚で、記憶や認知を補助することが可能となり、物を探す行為などの日常生活の問題を改善できるとの仮説は実証できると考える。視覚が不自由な方にも、有効な家具が製作できることを示すことが出来た。
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© 2018 日本デザイン学会
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