日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
セッションID: M-22
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保育現場における保育士同士の会話を支援するツールの作成
*安田 浩一郎富田 誠
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抄録

筆者はS保育園でフィールドワークを実施し、保育士同士が偶発的なコミュニケーションをとることが難しいという課題があると考察した。具体的には、保育士は昼食時、喫煙時、お酒の席といった場に生まれる偶発的なコミュニケーションをとることが難しい点である。そこで、筆者は保育士同士が対面ではなく、交換ノートのような書くコミュニケーションを保育士同士で出来ないかと考え、児童を対象に作られた市販の交換ノートを基に、S保育園の保育士用に交換ノートを作成した。その交換ノートを14名の保育士に使用してもらったところで、筆者は書き込まれた内容を分析し、保育士2名にインタビュー調査を行なった。交換ノートでは主に、会話のネタを仕込む行為が行われていた。筆者はそれを「タバコミュニケーション」や「飲みにケーション」ではない、「仕込みニケーション」と呼ぶことにした。また、そこでは「あの人」という存在を介したコミュニケーションが行われていることが明らかになった。

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