日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第68回春季研究発表大会
セッションID: 7B-01
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世界デザイン博覧会における国際ビエンナーレ「ARTEC'89」再考
情報化の過渡期にみる名古屋市のアイデンティティとハイテクノロジー・アート
*井口 壽乃森脇 裕之
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抄録

本研究の目的は、「世界デザイン博覧会'89」において開催された第1回名古屋国際ビエンナーレ・ARTEC '89について再考し、その歴史的意義を明らかにすることにある。ARTECは1989年から1997年までのおよそ10年間開催され、それはいわゆる現代芸術のひとつのジャンルとしての「メディアアート」の基礎を形成したが、同時に情報化社会の転換期を反映したものであった。本稿では、この展覧会の社会的、芸術史的背景について議論する。結論は名古屋市のアイデンティティとハイテクノロジー・アートとの関係をめぐる諸問題を提示する。

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