本研究の目的は、病院の待合室といった公共の場において抱きつかせる機器の形状を被験者の印象に基づいて見出すことである。抱きつくことでバイタルサインが計測できる機器を開発するために調査した。
本稿では、視覚情報として抱きつくという行為を阻害しやすい形状要素について検証した。3DCGによって人体形状から抽象形状まで3段階で変化する6セットのモデルを評価対象とした。その結果、人体形状は周囲の環境や抱きつく対象によっては、抱きつくという行為に嫌悪感や羞恥心など負の感情を生み出すことがわかった。また単純に抽象化すれば抱きつきたいという評価を高められるわけでもないこともわかった。