日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第70回研究発表大会
セッションID: 3C-02
会議情報

パズルゲームにおけるルールが及ぼす難易度と時間への影響
*石崎 航琉松永 康佑藤木 淳
著者情報
キーワード: Level design, Puzzles, Digital Games
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

これまで,ロジックパズルやナンバープレースパズル分野における難易度評価の研究では,同じルールにおいての難易度評価に焦点が当てられているのに対し,本研究ではルールの異なるパズル間の客観的指標を用いた難易度評価を検討する.

本研究は,ルールの種類と難易度および完成までの時間との関係を明らかにすることを目的とする.ルールの異なるパズル間の難易度評価が可能となることで,より正確で短時間でのレベルデザインが可能となる.ルールが異なる複数のデジタルジグソーパズルを作成し,被験者実験により得られたデータを元にルールと難易度の関係を検証する.実験では15名の被験者の主観的な難易度評価と完成までのタイムを取得し,それらを一元配置分散分析した結果,ルールの種類がクリアタイムと難易度評価に優位な影響を与えていることが示唆された.また,各被験者における完成までのタイムと難易度評価の相関を分析したところ,15のサンプルのうち14の場合において正の相関が認められる結果となったことから,ルールの異なるパズル同士の難易度評価にクリアタイムを用いることが可能であると考察する.

著者関連情報
© 2023 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top