主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第70回研究発表大会
回次: 70
開催地: 芝浦工業大学 豊洲キャンパス
開催日: 2023/06/23 - 2023/06/25
これまで,ロジックパズルやナンバープレースパズル分野における難易度評価の研究では,同じルールにおいての難易度評価に焦点が当てられているのに対し,本研究ではルールの異なるパズル間の客観的指標を用いた難易度評価を検討する.
本研究は,ルールの種類と難易度および完成までの時間との関係を明らかにすることを目的とする.ルールの異なるパズル間の難易度評価が可能となることで,より正確で短時間でのレベルデザインが可能となる.ルールが異なる複数のデジタルジグソーパズルを作成し,被験者実験により得られたデータを元にルールと難易度の関係を検証する.実験では15名の被験者の主観的な難易度評価と完成までのタイムを取得し,それらを一元配置分散分析した結果,ルールの種類がクリアタイムと難易度評価に優位な影響を与えていることが示唆された.また,各被験者における完成までのタイムと難易度評価の相関を分析したところ,15のサンプルのうち14の場合において正の相関が認められる結果となったことから,ルールの異なるパズル同士の難易度評価にクリアタイムを用いることが可能であると考察する.