日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第70回研究発表大会
セッションID: 3C-04
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触覚ゲーム「パスル」:触覚を活用して遊ぶ玩具の制作
*五十嵐 大智安井 重哉
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キーワード: Tactile, Toy, Spatial Perception
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抄録

「触覚」を活用した遊びはいくつか存在するが、「視覚」を活用した遊びと比べると発展途上であり、筆者は、触覚をうまく活用して遊ぶことで、他にも面白いゲームを作ることが出来るのではないかと考えた。本研究の目的は、触覚を活用することで多種多様な人々が遊べるゲームを制作することである。筆者は「柱体を2つ組み合わせたオブジェクト」と「その複合された形状の抜き型を持つリング」をペアとする玩具「パスル」を制作した。パスルは、リングをオブジェクトに通すことでペアを探すゲームである。晴眼の大学生に実際に遊んでもらったところ、普段使わない感覚で複数の図形を読み解き、その複合形状を想像してリングを探すところに面白さがあり、ゲームとして楽しめるものであることを確信した。今後は、パスルを視覚障がい者と一緒に遊べる玩具にすることを目標としており、実際に盲児らに遊んでもらうことで改良を行なっていく予定である。

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