日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: A8-04
会議情報

ハザードマップのための空間認知
その2:対象地域の特性とイメージ
*田中 一成村元 至穏東 彩夏
著者情報
キーワード: hazard map, cognitive map, GIS
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

この研究は,我々の都市空間に対する認知距離を用いて,避難計画を作成することが目的である。この計画は,誰もが抵抗なく避難できるものであり,特にこれまで災害から逃げることをためらう人々が避難しやすさを意図している。地区に住む住民たちは,この計画を用いたセミナーや避難訓練を開催し,パンフレット等を作成するなど,災害対策をしやすくする。このような提案を行うことを,この研究の最終的な目的としている。2023年12月に我々は,地方都市を対象として調査を行い,人々に認知される都市の形態を探ってきた。この報告では,2019年11月に大都市郊外で行った同様の調査との違いについて比較分析を行う。この結果を用いて,計画図の表現方法についての材料を得ることを目的としている。調査は,小学生に認知地図を描いてもらう方法を用いた。被験者に,用意した白紙に自由に自宅からの地図を色鉛筆を用いて描いてもらった。分析の結果,大都市郊外の都市では多数が同じ空間認知をしている傾向がわかった。地方都市では,多様性をもった傾向がみられ,ふたつのタイプは異なる可能性があることをみいだした。

著者関連情報
© 2024 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top