日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第72回研究発表大会
セッションID: A1-06
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アニメの効果背景表現を用いたインタラクティブ広告の研究
*宍戸 泰輔土屋 雅人
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抄録
本研究は、デジタル広告の誘目性向上を目的とし、アニメや漫画の効果背景表現を取り入れたインタラクティブ広告の開発を行った。デジタル広告市場は成長を続けているが、従来の動画広告は一方向的であり、視認率の向上が課題となっている。本研究では、TouchDesignerを用いたシステムを構築し、カメラで取得した通行人の動きをリアルタイムで解析し、アニメや漫画の効果背景表現を付加したインタラクティブ広告をサイネージに投影する手法を提案した。本システムの評価のため、10代から30代の男女26名を対象に実験を実施し、誘目性と有用性について調査を行った。その結果、炎のエフェクトが最も視線を引きつける効果が高く、特に既知の力を表現したエフェクトが有効であることが示された。また、通行人の動きに応じてエフェクトが発生する仕組みが高く評価された。今後は、エフェクトの種類を増やし、誘目性をさらに向上させることが課題となる。本研究の成果は、デジタルサイネージ広告の新たな展開に寄与することが期待される。
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