日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第72回研究発表大会
セッションID: D6-06
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文書の強調における視覚的要素に関する研究(2)
*中本 和宏三村 一夫森下 洋平野島 瞳
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抄録
保険商品のパンフレットには、商品の特徴やリスク情報が多岐にわたって含まれており、消費者に訴求する要素と消費者保護を目的とする注意喚起が同時に存在する。これらの情報を効果的に伝えるために、視覚的要素を使用して重要な情報を強調することが一般的だが、赤文字や下線などの強調手法(強調要素)を過度に使うと、それぞれの要素が目立たなくなり、逆効果を招く可能性がある。本研究の目的は、どの強調要素の使用や組み合わせがユーザーにとって効果的であるかを明らかにすることである。 「文書の強調における視覚的要素に関する研究」では、文書における強調要素を抽出し、保険パンフレットに適用する方法を検討した。この方法はボトムアップアプローチによって、効果的な注意点の発見を促進するが、レイアウトの統一性や構造的要因が十分に反映されないという課題が残る。実際にパンフレットを読む際には、レイアウトや構造が強調要素に与える影響も重要である。そこで、本研究では、強調要素の使用方法とその影響を調査するため、ヒューリスティック評価と比較し、強調要素の組み合わせと利用状況がユーザーに与える影響を分析した。
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