主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第73回研究発表大会
回次: 73
開催地: 千葉工業大学 津田沼キャンパス
開催日: 2026/06/12 - 2026/06/14
約300名の大学生が,日常生活で必要なものを不要品を活用してデザインし制作した実践の過程で,素材や他者と関わりながら生活世界を再構築する過程の楽しさを発見した.さらに,不要品の可能性の発見や既製品を使わなかった経験が一般化されたことで,廃棄やエネルギー消費の抑制の可能性に気付き,自分の生活世界と社会との関わりの認識も生まれていた.このような気付きの過程で,切り離され固定化した世界観から,より流動的で関係的な世界観への変容が観察された.誰でも自らの生活世界をデザインする社会に向けて,このような世界観の流動化の意味を考察した.