主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第73回研究発表大会
回次: 73
開催地: 千葉工業大学 津田沼キャンパス
開催日: 2026/06/12 - 2026/06/14
本研究は、台湾の王爺(ワンイェ)信仰における神像を、モジュール式の「視覚デザインシステム」として再定義する拡張現実(AR)対話型システムを提案するものである。
本システムでは、伝統的な聖像を「表情、甲冑、法具、印相、装飾文様、象徴的背景」という6つの意味層(Semantic Layers)に解体。利用者はモバイルARインターフェースを通じて、各構成要素の観察や再構築を行い、文化的な再解釈を試みることが可能となる。
民俗宗教の図像を単なる静的な遺物としてではなく、参加型デザインの枠組みとして位置づけることで、本システムは異文化間の対話を促進し、受動的な文化遺産の見学を「身体的な共創」へと変容させることを目指している。