日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第73回研究発表大会
セッションID: A-01-03
会議情報

フロッタージュ技法に見る子どもたちの表現
アートワークショップの実践から導くデザインの創造性
*細谷 多聞, 小宮 加容子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

札幌市立大学のデザイン学部とダンロップタイヤ北海道カンパニーは、小学生を対象に廃タイヤの不法投棄問題を考えるアートプロジェクトを実施しました。プロジェクトでは、フロッタージュ技法を用いて子どもたちが廃タイヤをモチーフにアート作品を制作し、環境意識の向上や創造的表現の体験を目指しました。 ワークショップは2025年8月に札幌市立磐溪小学校の2年生、18人を対象に行い、子どもたちは約1000枚の作品を制作しました。本報ではフロッタージュ技法を通じて、観察力や探究心が引き出された理由に言及するとともに、子どもたちの制作の過程で4つの典型的な表現展開がありそうなことを発見しました。最終的に、制作された作品は「タイヤカエル」として札幌市役所のロビーに展示され、多くの市民に楽しんでもらいました。 今後は、ワークショップの効果をより詳細に分析し、創造性の原理を明らかにする必要があります。

著者関連情報
© 2026 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top