抄録
今日、河川再生における地域の非営利民間団体の役割に関する調査分析は"市民運動単位・NGO単位・NPO単位・ボランティア単位"で個別に行われることが多いが、これらの単位分野を横断的に研究したものは極めて少ない。本研究では、光州広域市に登録している30の非営利民間団体にアンケート調査を行い、光州川に対しての問題要因、改善の方向性を考察するため、光州川の現状や各団体の現況・意識を把握し、各団体の活動分野や活動内容についての自己評価に基づき、非営利民間団体の今後の役割を探った。さらに、予備調査で行った地域市民のアンケート結果から、光州川再生に必要と思われる項目として40%以上の回答を得た6分野の文化・芸術・イベント、環境教育、広告・広報活動、施策事業の提言、監視・モニタリング、障害者の利用施設を各団体に提示し、それらの分野が重要であるか、また、活動の満足度はどうであるかといったアンケート調査を行って重要度や満足度を分析した。