デザイン学研究
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予測手法によるデザイン評価の構築
- 携帯電話のデザイン評価を事例として
佐々 牧雄牧野 喬小野 健太
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2012 年 59 巻 2 号 p. 2_1-2_8

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抄録
デザインプロセスにおける重要なステップに,デザイン評価がある。デザイン評価は,想定ユーザーを招聘し,グループインタビューを行う定性調査や,デザインを表現する評価用語を用い,アンケートを行う定量調査が主流である。しかしながら,これらは時間やコストもかかり,自動車産業のように開発期間も長く,開発コストをかけられるケースを除き,商品開発プロセスにデザイン評価を必ず組み込んで,定常的に実施することは難しい。本研究は,デザイナーの予測能力を生かして,これらの課題を解決することを目的としている。具体的には「群衆の叡智」という概念を参考にしながら,複数のデザイナーが,想定ターゲットユーザーが行ったデザイン評価結果の予測を行い,その精度を測定した。その結果,個人嗜好についての評価語は,印象についての評価語と比べ,予測精度が良くないこと,また,デザイナーが複数で予測を行えば,ユーザーに対して行う,デザイン印象評価結果の再現性が高いことが分かった。
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© 2012 日本デザイン学会
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