デザイン学研究
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若年者に対するスヌーズレン空間の心理的・生理的効果の検討
西尾 幸一郎秋本 俊田中 祐作松原 斎樹
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2012 年 59 巻 2 号 p. 2_57-2_62

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抄録
本研究の目的は、若年者に対するスヌーズレン空間の効果について心理的・生理的側面から検討し、建築デザインの中でスヌーズレン空間をリラクセーションの場として取り入れる上での基礎的知見を得ることである。T高専の健康な学生 20名を対象とし、スヌーズレン空間外とスヌーズレン空間における被験者の反応を比較した。その結果、以下のことが明らかになった。スヌーズレン空間で過ごすことは、総合的な気分を改善させる効果があり、とりわけ緊張感や抑うつ、疲労感を緩和させるという気分の改善効果が期待できる。一方で、気分に及ぼす効果はスヌーズレン空間の環境条件によって異なり、活気を下げるというマイナスの効果が生じることもある。また、スヌーズレン空間の視覚刺激系の設備・機器を操作し、環境条件を変化させることで、空間の印象に及ぼす心理的効果が大きく異なる。以上より、若年者に対するスヌーズレン空間の効果の一端が明らかになった。
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© 2012 日本デザイン学会
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