デザイン学研究
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高齢者向け施設における動作補助具の設置箇所と使用素材の検討
―歩行から着座・扉開閉から歩行動作を対象とする
伊藤 孝紀堀 涼太木暮 優斗西田 智裕
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2017 年 64 巻 2 号 p. 2_39-2_46

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抄録

 本研究は、高齢者を対象に、補助具の有用性と、補助具で使用する素材の評価を把握することを目的とする。
 補助具の有無による動作の差異を把握することを目的とした補助具による有用性検証調査、既存の補助具で使われている素材と木材の視覚、触覚、形状における評価の差異を把握することを目的とした質感の印象評価調査をおこなった。 
 補助具の有用性検証調査から、扉開閉動作をみると,x 軸0mm,y軸977.5-1205mm の高さの縦部材を握る傾向がみられた。また、縦部材を握ることで, 重心変位が小さくなることがわかった。歩行から着座までの動作をみると,x 軸682.5-910mm,y 軸 750-990.5mm の補助具に触れる傾向がみられた。また、補助具を使うことによって, 体幹前傾角度が小さくなることがわかった。質感の印象評価調査から, 既存として使われている他素材よりも高く評価することが明らかになった。これより, 補助具の素材として木材を用いることが効果的であることがわかった。

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© 2017 日本デザイン学会
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