日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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発表
E212 小学校から高校にかけての算数・数学の到達度と態度の経年的変化に関する研究
瀬沼 花子吉本 一幸鈴木 康志川上 純越智 景三吉川 成夫長崎 栄三
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p. 225-226

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抄録
「理数長期追跡研究」の1989年度〜1991年度の調査結果について、算数・数学に関する項目を、小5から中1、中2から高1、高2から高3の同一の児童・生徒の追跡という視点から再分析した。その結果、到達度と態度の両方について、特に中3と高1の間に大きな違いがみられた。すなわち、同一問題に対する正答率はより高くなるが、数学に対する態度はより否定的になる。また、小中高と進むにつれ、積極的に生徒を介在させる授業のあり方が問われる。
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© 1992 日本科学教育学会
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