広島大学教育学部
p. 35-36
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本研究は、学習者の有する素朴理論と科学概念が矛盾し対立するような問題解決場面において、解決者のとる方略を推論の合理性の観点から分析する。特に、物理学の多様な熟達レベルにある大学生が、素朴理論としての"つりあい"概念が物理学に基づく科学概念との間に生じる矛盾をいかに克服しようとするかについて、被験者間での議論で得られたプロトコルから分析を試みた。その結果、概念変容に関係する認知的諸特徴が明きらかとなったので報告する。
日本科学教育学会年会講演論文集
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