日本科学教育学会年会論文集
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B225 高校数学の履修状況からみた数学の到達度と態度の相互関係の変容
瀬沼 花子松原 静郎長崎 栄三
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p. 247-248

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抄録
高校数学の履修状況をもとに,微積分コース,非微積分コース,非数学コースの3集団に生徒を分け,各集団ごとに中2から高3までの5カ年間(1989年度〜1993年度)の追跡調査結果について,数学の「到達度」「成績の自己評価」「好き嫌い」「態度」の各要因がどのように影響しているかをパス係数をもとに分析した。その結果,微積分コースでは「到達度」が次年度の「成績の自己評価」や「態度」へ影響を与えるが,他のコースではそのような影響はみられなかった。
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© 1994 日本科学教育学会
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