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Shigekazu Takemura
原稿種別: Article
p.
S1-S2
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
S3-
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
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Gerald A. Knezek
原稿種別: Article
p.
S5-S6
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
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Brenda M. Jennison
原稿種別: Article
p.
S7-S8
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
Until the Education Act of 1988 England did not have a National Curriculum. Teachers were free to teach what they wanted until the age of 14. After that they prepared students for the examinations provided by the school examination Boards. GCSE (replacing O-level in 1988) at age 16 and A-level or A-S level at 18. In 1988 the National Curriculum was implemented from (5-16) years in State Schools. There is a wide provision of examinations, both academic and vocational, for the (16-19) age group for the increasing number of students staying on at this level.
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Heinrich Stork
原稿種別: Article
p.
S9-S10
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
Faced with the ecologic crisis a lot of educators demand,that science should not be taught for itsself, but in close connection with its effects on life conditions and life situations. "Situated learning" tries to do so. But science as a highly organized system needs instructionally designed teaching units,too. Both types of learning are to combine in the curriculum.
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Virgilio U. Manzano
原稿種別: Article
p.
S11-S12
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
This paper attempts to describe the Science and Technology Program for the secondary schools in the Philippines. The minimum learning competencies for the secondary school Science and Technology Program aims to develop the learners' competencies, skills, and values relating to science. It is desired that with these, the learner can become an active citizen in nation building.
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奥井 智久, 太田 定治, 小野 英樹, 貴志 浩三, 星 旭, 八木 兵司
原稿種別: 本文
p.
S13-S14
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
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下沢 隆
原稿種別: 本文
p.
S15-
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
フォーラムの発表者の発言内容が不明なので,世話人は事前にコメントできないのであるが,標題と関連して感じていることを,発言とは無関係に,思い付くままに記しておく.この所感が,フォーラムの秩序を混乱させないことを祈りながら・・・・.
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太田 周
原稿種別: 本文
p.
S16-
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
入学者の学力・履修のスペクトルは,高校新カリキュラムの導入によるほか,編入学・社会人の受け入れ等により,今後,より幅広く多様となろう。以下において,高校新カリキュラムと大学入試・大学教育の相関について考察する。
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原稿種別: 付録等
p.
S17-
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
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杉山 吉茂
原稿種別: 本文
p.
S18-
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
大学入試の試験科目は、大学での学習と研究に必要な力を見、自ら学び続ける力を身につけることに役立つものにしたい。そのような力としては国語力と数学の力が基礎的なものとして考えられる。安易に科目数を少なくしたり、難しい科目をはずして易しくすることばかりを考えるべきではない。
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廻谷 郁夫
原稿種別: 本文
p.
S19-
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
高等学校でも平成6年度の入学生から改訂された学習指導要領による新しい学力観に基づいた教育が行われている。基礎的基本的な知識・理解は必要であるものの,従来の,ともすれば知識量偏重の教育から,さまざまな問題を解決する上での思考力・判断力・表現力などを育成する方向に学力観がシフトしている。したがって,平成9年度以降の大学入試においては,これらが適正に評価される入試が求められる。
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山極 隆
原稿種別: 本文
p.
S20-
発行日: 1994/07/27
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
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下條 隆嗣, 山田 隆一, 坂田 貴史, 勝山 茂和
原稿種別: 本文
p.
1-2
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
新聞記事に現れる科学技術用語の分析から、自然科学内部の各領域間の統合化および科学・技術・社会の関連の強化を明らかにし、またこれらの用語が中学校理科および技術科の教科書に出現する程度を調査した。さらに、これらの事実をふまえて、「科学技術リテラシィ」が求められる背景と、同リテラシィを決定する視点を分析し、今後の中等教育のあり方や課題を論じている。
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奥谷 多作
原稿種別: 本文
p.
3-4
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
技術教育の実践で、技術的な意思決定を内容とする、技術評価、設計活動、試作と評価などの内から「設計」について検討して設計行動のなかの意思決定が円滑に進められる要因に、技術リテラシーの前提が関連しているか検討し、技術教育の目標としての技術リテラシーの育成が、技術の成果に対する能動的関心の誘因になるか検討した。
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後藤 忠彦, 村瀬 康一郎, 加藤 直樹
原稿種別: 本文
p.
5-6
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
科学教育の基礎的教育の一つとして,情報活用能力を図るカリキュラムの開発が必要とされている。このために,小学校から高校までの映像・音声・図形・文字情報の活用に関する学習の可能性の調査を実施した。その結果から,各学年段階での情報処理活用の可能性について検討を行った。
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中山 玄三
原稿種別: 本文
p.
7-8
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
科学的リテラシーを,理科学力の機能的側面に焦点を当てた実生活への活用・応用能力として捉えた場合,わが国の現行小学校理科教科書においては、「利用の仕方によれば人間にとって有害で危険な科学技術」,「地球の有限性・人類の共存に関わる科学技術」,「健康の維持・増進に関わる科学技術」,「地球・自然環境保全に役立つ科学技術」を内容とする生活能力にあまり重点が置かれていないことが明らかになった。
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兒玉 秀人, 中山 迅
原稿種別: 本文
p.
9-10
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
科学的リテラシー育成を理科教育の目標ととらえた場合に、児童に要請される科学的リテラシーのあり方を、状況論的にとらえ直そうとした。その際に、「認知的徒弟制」の考え方を援用し、一つの授業のあり方を提案する。
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伊藤 眞人, 紺野 昇
原稿種別: 本文
p.
11-12
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
教育現場でデータベース化が必要とされる情報は、主として教員が利用する教育・研究支援情報と生徒が利用する教材情報とに大別される。化学分野ではそれぞれについて個人およびグループレベルでのデータベース化活動が進められている。本報告ではその現状の一端を紹介する。
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小倉 康
原稿種別: 本文
p.
13-14
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
物理教育の危機が叫ばれている今、「新世紀科学教育」における物理教育の方向性を探るために、物理嫌い、実験の意義、日常的な推理判断との関連、学校知と日常知の関連の各観点から、物理的な世界観を形成する上での物理実験の位置づけをめぐって論を展開した。
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小林 辰至
原稿種別: 本文
p.
15-16
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
生物領域の教育研究は、幼稚園から高等学校段階までの連続の中でとらえることが大切である。この時期を幼稚園から小学校低学年、小学校中学年から高学年及び中学校から高等学校の3つの時期に分け、それぞれ「生物と五感で親しむ時期」、「生物誌を学ぶ時期」、「生物の分析と総合の時期」として位置づけ、学ぶ過程と質を重視し、評価することが意欲的、創造的な子どもの育成につながると考える。
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下野 洋, 五島 政一
原稿種別: 本文
p.
17-18
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
地学領域の学習で、これからの児童生徒への育成が期待されることは、より焦点化された地学リテラシーである。この地学リテラシー育成に際して、どのような観点からの観察や実験あるいは課題研究を設定することが望ましいかを論述する。
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原田 耕平
原稿種別: 本文
p.
19-20
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
実験・観察を重視した数学カリキュラムの整備・開発のための研究課題として、事例に基づいて次の2点を示した。①実験・観察の学習形態の明確化、②実験・観察の役割の明確化
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森 裕一
原稿種別: 本文
p.
21-22
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
コンピュータの利用が前提となった算数・数学の授業において、身近な問題の解決にシミュレーションを積極的に導入した展開を本課題研究のテーマの一事例として報告する。特に、単なる問題解決の授業ではなく「情報処理」の視点をも導入した。ここでは、最先端の技術を駆使するというより道具としてのコンピュータ利用としてプログラミングを取り上げた。具体例は,中学3年生の自動車の左折時に起こる事故の解明と,中学2年生の湖の水位変化の人為的な制御を考える授業である。
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一山 稔之
原稿種別: 本文
p.
23-24
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
理工系大学の数学基礎教育においてはこれまで,板書スタイルによる講義と演習がその中心であった.最近のコンピュータの爆発的な進歩と数式処理システムの発展はこれまでの数学教育を見直す非常によい機会を与えてくれた.ユーザインタフェイスのよいコンピュータと数式処理システムを組み合わせた「思考・理解・考察を助ける道具としてのコンピュータ」を活用する数学教育である.著者は数年前から,早稲田大学理工学部等において数式処理システムを積極的に活用した数学教育を実験的に行ってきた.今回は数学解析の授業において数式処理システムMathematicaを活用した事例について,その概要と効用および問題点について報告する.
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瀬沼 花子
原稿種別: 本文
p.
25-26
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
中高の数学における実験授業(1993年度)及び指導主事へのグラフ電卓の講習(1993〜1994年度)を通じて,わが国におけるグラフ電卓利用の可能性とその留意点がある程度明確になってきた。利点の第一は,いろいろなグラフを描くことによる数学的探究の深まりである。中高の関数の指導法やカリキュラムが大いに変わることが示唆される。一方で,方程式・不等式の解をグラフ的に解くことには,証明の意義,近似値,思考力低下への不安等従来の数学観との対立,グラフ電卓の描画上の問題等の留意点もある。
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飯島 康之
原稿種別: 本文
p.
27-28
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
数学教育の現代化は,教育内容を変えた。様々な新しい概念を導入した。テクノロジーの導入は,教育内容の変革までまだ踏み込んでいない。「穏健」と感じられるかもしれない。しかし,実情は逆である。「思考の道具」を変えることは,変革に多少の時間を要するが,非常に大きな影響を及ぼしうる。本稿ではその意味を考えることにより,算数・数学教育の改革の可能性を検討した。
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町田 彰一郎, 吉田 章司, 池田 孝司
原稿種別: 本文
p.
29-30
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
数学は抽象の世界を対象とし、多くの訓練の上に成り立つ独特の論理と記号を駆使して厳密に展開される学問のために、多くの児童・生徒にとって取っつきづらい教科となっている。コンピュータはこのような抽象的な数学を視覚的に表現し、操作可能なものとすることができる。本論では、こうしたコンピュータを介してやり取りされる数学と児童・生徒との相互作用を具体事例を挙げて考察する。
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村田 昭治
原稿種別: 本文
p.
31-32
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
21世紀をめざす技術教育の枠組みを構築するために、わが国の過去の指導要領の改訂に伴う課題について概観するとともに、諸外国における教育改革と技術教育の動向に学び、科学との関係及び環境との関係を重視したカリキュラムの要件試案を提言する。
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小野瀬 雅人
原稿種別: 本文
p.
33-34
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
技術教育はこれまで人間発達に関する心理学的研究との関連で論じられることはほとんどなかった。そこで、本発表では、とくに技術教育の特徴である「ものを作る」という活動が、最近の心理学の知見からみたとき、どういう意義があるのかを紹介する。
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宮川 秀俊
原稿種別: 本文
p.
35-36
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
技術教育における教育実践の取り組みとその効果を示すのに先立ち,現在の技術教育をさらに充実・推進するための課題を整理し,続いてそれに基づく頭書の内容の概説を行った。特に技術教育は,生徒の精神的,身体的発達段階とのかかわりを基盤とし,そして授業実践の時々においては教育内容・方法を精選して,あるいは開発して行うことが肝要であるため,このような観点から技術教育独自の理論と実践に資する内容について,その一端を示した。
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板倉 安正
原稿種別: 本文
p.
37-38
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
日本産業技術教育学会は主として係わってきた普通教育における技術教育の流れの中から次の世紀への技術教育の新しい枠組みを展望している。諸外国の動向調査を基に、アジア地域を中心とする世界的なその方向性を探るために計画されている国際会議の企画内容とその意義について述べる。
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西村 よしみ
原稿種別: 本文
p.
39-40
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本研究の目的は,初級日本語学習者が日本語を学習する過程において,学習者の背景にある文化が,学習の認知的・情意過程にどのような影響を与えるかを検討するものである。ここでいう,文化とは,学習者の背景にある価値観や社会通念に限定し特に人間関係を中心に考察した。学習者の持つ文化を二つのタイプに分け,日本と同じ文化タイプに属する学習者は,日本語授業によって提示される文化・社会的情報を容易に理解することができるが,文化の近さが興味を継続させる要因とはならない事が分かった。また、異なる文化に属する学習者は,理解には困難を感じるが興味を喚起することができる。 文化の差異を明確にして教材を提示する事により,学習者の認知・情意過程に継続的な動機付けを与えうる事が分かった。
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吉崎 静夫, 田中 亜子
原稿種別: 本文
p.
41-42
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
メキシコで実践された初級日本語の授業において、授業中の具体的な問題解決場面における学習者の認知・情意過程を再生刺激法を用いて分析し、学習者の認知・情意過程に及ぼす「文化」の影響について検討した。その結果、「文化」の違いが学習内容の理解に混乱をきたすことがある一方、その違いが学習者の学習意欲を高める面があることがわかった。また、学習者によって、「文化」のズレをどれだけ認識しているかに差があることがわかった。
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勝野 正子
原稿種別: 本文
p.
43-44
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
工業日本語講座において,留学生の研究活動早期自立化を図るための支援を目指して,情報処理センター及び学術情報システムの活用を課題に取り入れた教育方法を研究開発し,実施した。その結果,情報ネットワークの把握及び活用技術の習得はどの分野の学生にも研究活動を行う上で大きな支援となることがわかった。また,留学生間にも研究活動における相互支援が形成されたこと,さらに専門知識を基とした統合的言語活動が有効であることが認められた。
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武田 明子
原稿種別: 本文
p.
45-46
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
大学院課程から研究のために来日し、短期間の日本語学習を経ただけで専門書の読解を目指す留学生、特に、非漢字圏の留学生は、専門書に現れる漢字を前に読解を諦めることが多い。しかし彼らは日本語の文献が読めないことの不便さを痛感しており、何とか読めるようになりたいと強く希望している。この問題を解決するためには自学自習のできる質の良い専門書読解用漢字教科書を作ることが必要である。この実現を目指し、理工系専門書から抽出した漢字の分析を行い、これらの漢字がどのように使われているのかを語として捉え、その全体像を概観した。
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酒井 たか子, 市川 保子
原稿種別: 本文
p.
47-48
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
複文の前半を与え、それに続く文を外国人日本語学習者が産出したものと日本人が産出したものの比較検討を行った結果、日本人は後続文の予測が一定の語彙、文型、機能に収束して出現する場合が多いのに対して、外国人学習者の場合は散らばりが大きかった。外国人学習者の予測の中には、文法だけから考えると誤りではないが、nativeの回答には表れないものが多い。その原因を検討し、予測能力を利用した運用能力の測定テストへの可能性をさぐる。
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小林 典子, フォード 丹羽順子, 山元 啓史
原稿種別: 本文
p.
49-50
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
外国人日本語既習者を日本語能力に応じた日本語のクラスに配置するためには、通常プレースメントテストが行われる。筆者等が考案した日本語能力簡易測定法「SPOT」は約10分程度の客観テストで、採点も単純、かつ短時間に処理のできるものである。これは筑波大学で実施しているプレースメントテストと相関が強いことから、日本語能力を予測する方法として、その実用化が期待できる。
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土井 みつる, 仁科 喜久子, 笹川 洋子, 楠本 はるみ, 金 シミン
原稿種別: 本文
p.
51-52
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本稿は、留学生が発表者となっている大学院のセミナーをビデオに収録し、発表者である留学生と教官との間でどのようなインタラクションが現れるか観察したものである。留学生のproficiencyレベルの違いでどのような対話理解の構造が見られるかを探り、それぞれのレベルに現れた対話のパターンを示し、効率のよい対話理解の様相を考察するものである。最終的には、その結果得られたものを指導項目に反映させることをねらう。今回の分析では、言語能力の不足から起こる対話のブレイクダウンの中で、特に情報提供の文と情報要求(確認要求を含む)の文の働きとそのつながりに焦点を当てた。
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加納 千恵子
原稿種別: 本文
p.
53-54
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
MIT夏季科学技術日本語講座のコンピュータ科学及び電子・電気工学分野の読解授業において教材として使われている文献を分析し、どのような漢字及び漢字語彙が出現しているかを検討した。この結果に関して、非漢字圏学習者に対する漢字語彙のボキャブラリー・ビルディングのための漢字教材を作成する可能性を探る。
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金 シミン, 赤堀 侃司
原稿種別: 本文
p.
55-56
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
韓国人の日本語学習者2名を対象に、彼らの言い誤りを手掛かりにして、約6ケ月間の日本語の習得過程で用いられるコミュニケーション方略の変容過程の分析を試みた。分析の結果、中間言語(習得途中の学習者言語)にかかわるコミュニケーション方略を17種類に分類し、各方略の利用頻度の時系列的変容と方略間の相互関係の変容過程を調べた。
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坂谷内 勝, 土屋 順次
原稿種別: 本文
p.
57-58
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
(財)海外技術者研修協会ではCAIシステムを用いて日本語教育の実践を行っている。本稿では日本語教育CAI概要と,学習者からみたCAI評価について報告する。アンケートによると,教室での演習と比較してCAIの方が,集中できた,困惑がなかった,満足した等の良い評価結果を得た。しかし,自由記述による総合的評価では両方を組み合わせた方が良いという回答が多く,日本語教育CAIに対する今後の課題が明らかになった。
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山元 啓史
原稿種別: 本文
p.
59-60
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
外国人科学技術者に対する専門日本語の効果的指導法を考える上で、手がかり語(Signaling)を利用した実験を行った。その結果、①文章に対する親密度によってとられる方略が変化していること、②手がかり語によって、手がかりを与えた個所だけでなく、その周辺の命題の再生を行っていることがわかった。
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小野 博, 米山 千佳子, 林部 英雄
原稿種別: 本文
p.
61-62
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
日本の学校に海外で日本語以外の言語で教育を受けていた児童・生徒が急増しており、彼等の日本語教育などが問題となっている。また日本滞在が長期化するにつれ、帰国子女枠に加え中国帰国孤児子女枠で大学に、特別の配慮で高校に進学する生徒、学生も現れている。そこで、彼等の教科学習への対応を評価するための日本語力力テストが求められており、筆者らはその開発を行なっている。
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岡本 敏雄
原稿種別: 本文
p.
63-64
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
学校教育における情報教育の実態を概観し,今後の在り方を考察する.特に,イギリスの実態をも考慮し,情報処理教育から情報教育への概念的変化を問題にし,児童・生徒の問題解決や自己表現,知識や意思伝達のための道具的利活用のための情報教育の在り方を議論する.さらにカリキュラム・アーティキュレーションの問題を大学入試との関連をも含めて述べる.
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樋川 和伸
原稿種別: 本文
p.
65-66
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
学校教育における情報教育、とくに中等教育、高等教育段階での情報処理教育で指導すべき知識・技術の体系化は急務の課題である。本稿では、産業界が必要としている今後の情報化人材育成の観点から、現行の情報教育の問題点と学校教育レベルでの情報処理教育に期待する教育内容(要件知識・技術)について考察する。
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大岩 元
原稿種別: 本文
p.
67-68
発行日: 1994年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
情報処理学会では文部省の依託を受けて、大学生に対する一般情報教育のカリキュラムの検討を行った。その内容は現在では大学生に対して行なわれているが、本来中等教育で行なわれるべきものであることを示す。
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