日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 31-3D4
会議情報
発表
31-3D4 中学生が自由に意志表示できる授業つくり : 理科授業における簡易アナライザーの有効性
平田 幹夫前原 武子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
理科授業において、生徒一人ひとりが「わかる、わからない」「できる、できない」「考えている途中である」という意志表示を自由に連続的に行わせる方法として、平田はこれまで簡易アナライザーを使用してきた。本研究では、簡易アナライザー使用前の4月と使用後の7月の簡易アナライザーの効果認知と学習意志表示認知との相関を比較した結果、7月の方が相関係数が高くなっていることが認められた。その結果、簡易アナライザーは中学生が自由に意志表示できる授業つくりにおいて有効であることが確認された。
著者関連情報
© 1997 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top