日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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発表
31F-1 児童・生徒の「問い」を促す教具の開発に関する研究(II) : 児童個人、ペア及びグループにおける可干渉的活動を促す授業構成を狙いとして
山下 芳樹荒川 敬太船越 信之
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p. 313-314

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抄録

昨年開発した教具「てこ」を用い、実証授業を展開した。これは、小学校5年生の「つりあい」の学習において、「問い続ける姿勢」をいかに児童自身に喚起させるかをテーマとして、実証的見地から新しい方向性(指導方法・授業展開方略)を探ろうとする試みの一環である。今回行った実証授業は、昨年実施した実証授業を基本としながらも、現職教師の意向をも勘案しながら刷新を図った。児童の傾向や開発教材の有効性に関して、これまでに得た知見について報告する。

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