-
晝馬 輝夫
原稿種別: 本文
p.
27-
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
-
Ronald J. Bonnstetter
原稿種別: Article
p.
29-30
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
In summary, it is important for this task force to remember the lessons learned from previous national and international experiences and focus on the process of educational reform as well as the product. This process requires that every project start with extensive dialog with the intended audience to communicate both the goals and hear the local characteristics to be dealt with as the reform effort in adapted and folded into local realities.
抄録全体を表示
-
David W. Blades
原稿種別: Article
p.
31-32
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
Unbridled scientific research and technological developments in the "horizon technologies" of androids, genetic engineering and Internet-dependent microcomputers are moving humankind towards achieving god-like abilities of creativity and manipulation which may threaten human existence. As one of the most technologically advanced civilizations in the world, Japan has a moral obligation to take a leadership role in developing a science education curriculum that help our children develop the understanding, attitudes and action needed to critique and control technological innovation. This will require a fundamental reorientation of science education towards an STS approach. Realizing this curriculum change begins with science teachers in Japan questioning with their students technological changes, such as the recent use of instructional technology and the Intemet in education. Teachers can then present opportunities in science education for the present generation of students to take social action towards keeping technological change within strict moral control. In this way, Japan can lead the world in developing a science education that, if adopted world-wide, could present a hopeful future for humankind.
抄録全体を表示
-
Vivien M. Talisayon
原稿種別: Article
p.
33-34
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
The high achievement in science of Japanese children, network of science centers in Japan's prefectures, the Japanese experience in development of low-cost science experiments and demonstrations, the Japanese television programs in science, and the Japanese science education researches point to areas of financial and technical assistance that Japan can provide to other countries. Such support may be in the form of bilateral package cooperation projects or inter-country collaborative programs in curriculum development and standardization, research, teacher training, and use of information technology in science education.
抄録全体を表示
-
Supriyono Koes H.
原稿種別: Article
p.
35-36
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
Supported by JICA, now three growth centers of science education in Indonesia improve them selves in all aspects of science education and collaborate each other in the project called IMSTEP. In the beginning of the project several surveys have been conducted in order to get the data base for restmcmring and improving the aspects of science education, such as curriculum and syllabi, teaching methodology, teaching materials, and cooperation between the university and its surrounded schools. In this project training in some aspects of science education for Indonesian lecturers has also been done in Japan in order to learn Japan science education. This training has great influence on the development of science education in Indonesia. The training affects the ingredient of the draft on new curriculum and the practice of science teaching in lndonesian middle schools. In order to make a better cooperation in science education between Japan and Indonesia, some activities should be done, such as joint researches in science education in promoting mutual understanding in science education between two countries, opportunity for Indonesian science teachers to visit Japan and learn science education in Japan, and the development of sister university between two countries.
抄録全体を表示
-
小林 信一
原稿種別: 本文
p.
37-38
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
知識社会における教育のあり方は産業社会におけるそれとは異なる可能性がある。集団的で時間を守ることを重視する姿勢から個性的で柔軟な活動、生涯学習への構えを重視する方向へ変化し(隠れたカリキュラム)、「生産」のための知識の伝達から「消費」のための知識の伝達への変化が生じるとともに、知識の細分化の結果「リテラシー」の内容についての合意が困難になり、均質から非均質への変化が生じるだろう(カリキュラム)。
抄録全体を表示
-
新谷 隆
原稿種別: 本文
p.
39-
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
-
John E. Penick
原稿種別: Article
p.
41-42
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
Science and technology are related in many ways. Much of science relies on technology for data collection and analysis and technology is often built on knowledge of basic science. In a similar way science education and technology education have much in common and could easily be taught together in ways that enhance both. In this paper I will provide some operational definitions of science and technology, goals of science and technology education, look at the roles of teachers and students in both types of classes, and consider how the two could be taught together. Finally, I will consider the benefits to student learning of combining science and technology in the same classroom..
抄録全体を表示
-
木村 捨雄
原稿種別: 本文
p.
43-44
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
-
木村 捨雄
原稿種別: 本文
p.
45-46
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
-
梅埜 國夫
原稿種別: 本文
p.
47-48
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
-
正田 實
原稿種別: 本文
p.
49-50
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
算数・数学の目標は、算数的な活動・数学的な活動を楽しむことを通して、創造性の基礎を培うことに転換された。これは、数学に対する多様な要請に応えるためである。創造的に活動できるためには、活動の目的と価値とが的確に把握できるようにしなければならないことから、数学教育の改善の方向として、総合化・統合化がとられてきた。本格的な多様化対応が取り上げられ、質的な改善が求められるようになってから、数学ばなれ、学力低下が大きな課題となってきた。要請は多様になり、高度化しているが内容は削減され、方法改善についての有効な道筋を見出されていないことによるといえよう。
抄録全体を表示
-
大木 道則
原稿種別: 本文
p.
51-52
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
わが国成人の科学技術に関する関心度の低さは,憂えるべき水準にある.これをいくらかでも改善するための方策を提案する.学校教育においては,理科の目標を,内容を知ることから能力を育成することに改め,社会教育としては,マスコミ特にテレビで科学技術関連の内容を強化するほか,考えることを要求する番組の推進を図る.
抄録全体を表示
-
今堀 宏三
原稿種別: 本文
p.
53-54
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
ほぼ10年ごとに改訂されてきた文部省学習指導要領(以下、指導要領と呼ぶ)は、中間発表の時点で各専門分野の学者や小中高の学校教員らから、各分野の研究学会の声を背景に新指導要領の批判、意見具申や、十数万枚に上るハガキ投書作戦等で猛運動が展開されたりした。本来、学習指導要領は軽々しく修正するなら、文部省当局者において確たる信念に欠けた結果の修正だということを自白しているようなものである。ところが前回の修正作業の中で、多くの批判や意見が具申されたものとして「生活科の新設」と、家庭科の時間増の要請があったといわれている。
抄録全体を表示
-
Ronald J. Bonnstetter, John E. Penick
原稿種別: Article
p.
55-56
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
This workshop presents a collection of research findings related to inquiry-based learning, followed by information on strategies for creating an inquiry-centered, constructivist classroom. Participants will learn what they must do to achieve an inquiry classroom climate and how to evaluate to what extent they have created such a climate. The authors will demonstrate and model several critical inquiry techniques related to questions, wait time, and response patterns. Participants will participate in several inquiry activities. The authors have written many papers and books relating inquiry to classroom goals, teacher research, and student learning and have developed their teaching techniques in many workshops.
抄録全体を表示
-
下條 隆嗣
原稿種別: 本文
p.
57-58
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
近年のアジア・アフリカ諸国に対する日本政府の国際教育協力の進展にともない,我が国の大学の教育学部(教員養成学部)における対応に国際性を持たせる視点が論じられている。教育研究における国際的な先進性の確保や新しい教育研究活動などが主張されている。
抄録全体を表示
-
寺谷 敞介
原稿種別: 本文
p.
59-60
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
教育協力プロジェクトにあって,日本における研修プログラムは重要な位置を占めている。研修員が研修成果をあげるには,研修員の実力を発揮させる受け入れ側の準備と対応も求められる。体験から気づいた研修員受け入れの課題を考察した。
抄録全体を表示
-
近藤 勲
原稿種別: 本文
p.
61-62
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
わが国は、途上国への教育協力・支援を他の分野のそれと同様に種々の外交ルートを利用して、人材と資金の両面で積極的に関与し実施してきた.本稿では、その一つで受入れ人数の規模並びに継続性の面から貢献度の高い教員研修留学生の受け入れについて、過去20年の実施業績の考察と今後の展望について述べる.現在、わが国では、行政改革に基づく規制緩和が高等教育の実施方法や内容に変革を迫り、改革が進められている.この趣旨を生かした教員研修留学生の受入体制の改善についても言及し、提言を試みる.
抄録全体を表示
-
赤堀 侃司
原稿種別: 本文
p.
63-64
発行日: 2000年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本小論は、主にインターネットを活用した日本人学校との交流における教育的な意義と課題について報告している。国内の学校と日本人学校との交流において、次のような仮説を設定した。①世界規模の交流を、日本語でできる、②海外では情報交流の必要性が高い、③日本人学校では異文化理解教育という活動を実施しているので、国際理解教育と結び付けやすい。1996年から4年間の実践的な研究を踏まえて、得られた知見と課題を総括している。
抄録全体を表示
-
大隅 紀和
原稿種別: 本文
p.
65-66
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本稿では,これまで日本が政府開発援助の一環として各国で行っている科学(理数科)教育の取り組みについて,その状況を概観し共通的に直面していると思われる議題を検討する。特に,日本側から相手国に具体的な取り組みを提案することの大切さを指摘したい。そして,日本国内側での研修員の受け入れ基本プログラムの策定や各国での成果に関する情報・資料の蓄積と情報発信などの機能を持つことの重要性について検討する。
抄録全体を表示
-
伊藤 卓
原稿種別: 本文
p.
67-68
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
高校の教科内容の縮減がScience Literacyの面でもまた大学教育の観点からも深刻な問題を投げかけている。「理科」の教科内容を時代に即応した新しい科学概念での枠組みに再編成して一つの科目として整理統合し、理科に与えられた時間の効率的かつ効果的な活用を図る必要があろう。
抄録全体を表示
-
高野 庸
原稿種別: 本文
p.
69-70
発行日: 2000年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
量子力学発見以後の自然観に基づく科学教育の再編に果たすべき物理学の役割の重要性について言及する。自然科学の各分野の体系を取り払い,理科を一つの体系とすることが望まれるが,その大枠を作るのには,自然の最も基本的な法則を追求してきた物理学の成果が特に必要である。
抄録全体を表示
-
大高 泉
原稿種別: 本文
p.
71-72
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
これまでの環境教育、科学教育(理科教育)を踏まえ、環境教育の教育課程編成に当たって留意すべき新しい3つの視点、及び今後の科学教育課程に必要と目される新たな内容領域及びその視点を提案した。
抄録全体を表示
-
荻原 彰
原稿種別: 本文
p.
73-74
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
筆者の勤務校では、新指導要領に伴い導入される総合的な学習の時間に備え、地域の自然や人文を学習する「郷土」を来年度より開講する。筆者は授業担当者の一人として地域の自然災害を取り上げることを計画している。その中で強調したいのが、地震、洪水など自然災害をもたらす現象が、自然を形成する重要な要因となっていること、自然災害を事例とした価値の対立、治水史である。
抄録全体を表示
-
山崎 貞登
原稿種別: 本文
p.
75-76
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
2000年3月に公表された米国の普通教育としての技術カリキュラムの国家基準の特徴として、1)幼・小・中・高校の一貫性、2)STS教育、3)技術的問題解決活動能力と「工夫・創造能力」育成の重視などを明らかにした。また、国外の普通教育としての技術教育の近年の傾向を概観し、日本の技術カリキュラム開発の課題を指摘した。科学教育と技術教育の連携を深めるために、学校基盤型カリキュラム開発とその創意・工夫が必要であり、具体的実践として、上越地区小・中学校の事例と、カリキュラム開発の効果を明らかにした。
抄録全体を表示
-
鈴木 真理子, 刑部 育子, 美馬 のゆり, 中原 淳, 大島 純, 大島 律子, 山内 祐平
原稿種別: 本文
p.
77-78
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本稿では,高等教育機関の科学カリキュラムにおいて,学習者がポートフォリオを作成することの意味とその可能性について,著者らの考えを述べる.
抄録全体を表示
-
美馬 のゆり, 刑部 育子, 中原 淳, 大島 純, 大島 律子, 鈴木 真理子, 山内 祐平
原稿種別: 本文
p.
79-80
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
筆者らは認知心理学の学習論をもとに,科学系の大学においてポートフォリオ作成を念頭においたカリキュラムと学習環境をデザインを行ってきた.その学習をさらに効果的に行うためのCSCLシステムを開発中である.本論では,これらの過程と今後の研究計画について論ずる.
抄録全体を表示
-
大島 純, 大島 律子, 刑部 育子, 美馬 のゆり, 中原 純, 鈴木 真理子, 山内 祐平
原稿種別: 本文
p.
81-82
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本論では,ポートフォリオを作成することが学習に及ぼす影響について端的に述べ,電子化したポートフォリオがこれまでの学習をどのように発展させると期待できるか,また,そのためにはどのような機能,利用方法が考えられるのかについて著者らの考えを論じる.
抄録全体を表示
-
角屋 重樹
原稿種別: 本文
p.
83-84
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本稿では、まず、新しい学習指導要領から新しい教育の方向を探り、次に、教科のあり方を検討する。そして、新しい理科のあり方を満足する事例を取り上げ、その事例から学習指導レベルでの理科の基礎・基本を明らかにし、それをもとにした総合的学習のあり方を追究する。
抄録全体を表示
-
松本 伸示
原稿種別: 本文
p.
85-86
発行日: 2000年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
「総合的な学習の時間」が新設されることになり、小・中・高等学校ではその実施に向けてさまざまな試みがなされている。そのような状況の中で、教員養成系大学はこの問題にどのように対応しようとしているのであろうか。本報告では兵庫教育大学の大学改革を例として取り上げ、新設の総合学習系教育講座の概要、学部教員養成カリキュラムや大学院カリキュラムの実態、院生の期待と実際等、「総合的な学習の時間」の実施に伴う大学教育の課題について考察する。
抄録全体を表示
-
後藤 良秀
原稿種別: 本文
p.
87-88
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本研究においては、荒川をフィールドとした生活科・理科・総合的な学習が各小学校において実践できるように、建設省・教育委員会・荒川知水資料館・学校・市民活動の学社連携による「荒川学校(仮称)」を設置して取り組んだ。その結果、教材開発、指導マニュアル作成、指導者講習会の開催、モデル授業の実施などのプログラム開発を行い、支援体制が整備されてきた。
抄録全体を表示
-
森本 弘一
原稿種別: 本文
p.
89-90
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
オゾンホールの話題が新聞でたびたび取り上げられるようになってから、紫外線に対する関心が高まってきている。そこで、紫外線が生物に及ぼす影響に関する教材を開発し、それが理科以外の教科でも活用できるか、或いは、どんな内容が関連するかを検討したものである。
抄録全体を表示
-
溝辺 和成
原稿種別: 本文
p.
91-92
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本報告は、神戸大学発達科学部附属明石小学校で示された研究紀要などをもとに総合的な学習と教科(特に理科)がどのようにカリキュラム上で扱われていたかを紹介し、今後の「総合的な学習の時間」における実践上の示唆を探った。
抄録全体を表示
-
小倉 康
原稿種別: 本文
p.
93-94
発行日: 2000年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
認知研究を基礎として、とりわけ科学教育を通じて育成すべき思考力と判断力の理論的枠組みを構築した。この基礎的研究に基づいて、理科での思考力と判断力の育成を目指した授業法として「学習者実験計画反映法」を開発し、中学校での実践研究を展開した。併せて、カリキュラム改革への示唆も行った。
抄録全体を表示
-
中山 玄三
原稿種別: 本文
p.
95-96
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
本研究では,自然や自然と人間のかかわりの受けとめ方,生活の中での科学/技術の必要性,科学/技術についての捉え方という3つの観点から,小学生,中学生,高校生の態度面の実態を明らかにした.これらの結果をもとに,望ましい科学教育の在り方として,(1)身のまわりの自然と親しむ直接経験,(2)健康,食糧・資源,エネルギーと環境にかかわる「科学/技術を学ぶこと」,(3)情報,人工物にかかわる「科学/技術を学ぶこと」,(4)「科学すること」・「科学/技術を学ぶこと」を通して「科学/技術について学ぶこと」,の重要性を指摘した.
抄録全体を表示
-
小林 辰至
原稿種別: 本文
p.
97-98
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
生物科学領域の教育課程の枠組みを検討するに当たって、生物領域における概念の枠組みの再検討を行った。近年の生命を動的に捉える視座から、生命概念を従来のように単に「自己複製するもの」と捉えるのではなく「自己創出するもの」と動的に捉えることにより、「生命の自己創出性」を最上位概念とする新しい生物概念の枠組みの再構築が可能となることを述べた。
抄録全体を表示
-
名越 利幸
原稿種別: 本文
p.
99-100
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
中学生を対象とした大気環境教育の一環として、財団法人気象業務支援センターから販売されている「アメダス」データのCD-ROMから得られたデータと財団法人日本気象協会の編集した気象データ「ひまわり」のCD-ROMを利用し、生徒の住んでいる地域の大気環境を調べるために、3Dのグラフを作成する授業を中学三年生選択理科で実践した。また、インターネット利用したリアルタイムデータと本校における総合気象観測システムとの連携を模索した。その結果、生徒が「気象の様々な現象」などについて、発見学習出きることがわかった。
抄録全体を表示
-
内藤 誠一
原稿種別: 本文
p.
101-102
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
今,こども達の自分達を取り巻く環境とかれら自身とのつながりの認識は希薄になりつつあるように思える。これからの教育には,環境とのつながりの認識を高める,もっと言えば環境と自分とが共に影響し合うことで自分もまわりの環境も生かされているという共生の認識まで到達できるような内容が指導されるべきであると考える。そこで,今年度から導入された新学習指導要領に上記の内容が含まれているのかどうかを検証した。
抄録全体を表示
-
益子 典文
原稿種別: 本文
p.
103-104
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
教材データベースの構築にあたっては,教科内容の系統に沿った分類法ばかりでなく,教材がねらいとしている学習目標や,教材を利用した学習者の具体的な反応,その反応の評価基準等,教材を「利用」する立場からの分類法が必要になる。本報告では,教育実践に応える教材データベース構築の第一次近似として,インターネット上に公開されているパフォーマンスアセスメントに用いる評価問題・ルーブリックを収集蓄積し,学校教育現場とインターネットを通じて共同研究を推進するシステムについて述べる。
抄録全体を表示
-
片平 克弘
原稿種別: 本文
p.
105-106
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
ポートフォリオアセスメントでは,子どもたちの多様な能力や学習過程を評価することができる。評価に際しては,平均点などの得点を強調するのではなく,評価指標であるループリックにしたがって採点することが大切となる。ループリックは,教師にとっては「何を教えるべきか」を,子どもたちにとっては「何を学ぶべきか」を明らかにするためのガイドラインである。
抄録全体を表示
-
寺屋 敞介
原稿種別: 本文
p.
107-108
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
21世紀の科学技術系人材育成のあり方を調査するため,高度情報化社会を代表するインターネット事業と自治体制定の科学技術政策大綱に基づく青少年対象の科学技術系人材育成事業について調べ,科学館の果たすべき役割を明らかにした。
抄録全体を表示
-
小林 信一
原稿種別: 本文
p.
109-110
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
「2000年代の科学技術系人材育成事業に関する調査」の一環として、地方公共団体における青少年対象科学技術系人材育成事業の実施状況、今後の方向について調査を実施した。地方公共団体が取組む科学技術振興施策をとりまとめた科学技術政策に関する「基本方針」の中には、科学技術系人材育成事業が施策の一領域として位置付けられている。また各地域は多様な事業を展開していることが明らかになった。今後は、教育以外の諸活動との連携、画一化から多様化への転換、ベスト・プラクティスの発掘とベンチマークが重要になると思われる。
抄録全体を表示
-
熊野 善介
原稿種別: 本文
p.
111-112
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
これまでも科学技術振興財団は我が国の科学技術系の人材育成のための種々の事業や研究活動を展開してきたが,本報告書は平成11年度の研究事業である,「2000年代の科学技術系人材育成事業に関する調査」の一貫として海外とくにアメリカを中心とした国々における科学館や博物館が開設しているホームページのアンケート調査を行うとともにその結果の分析を行ったものである.その結果,日本と比べて多くの点で示唆に富んだ意見や違いを発見することができた.特にアメリカは学校と博物館の連携が進み,科学教育の拠点としての予算があり,人員もかなり確保され,今後も推進していくことが予想される.この点で日本の枠組みと実際はかなり遅れを取っているといわざるを得ない.
抄録全体を表示
-
新谷 隆
原稿種別: 本文
p.
113-
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
-
下條 隆嗣
原稿種別: 本文
p.
115-116
発行日: 2000年
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
思考の速さ・広さ・深さ・独自性に着目するギルフオ一ドによる創造性研究の枠組みは,創発性が重要な教育目標となると考えられる今後の日本の科学教育においては,事象への働きかけについての評価が無いことや小学生の知能の発達段階が考慮されていないことから不十分であり,有効な機能を果たさないと思われる。本小論では,これにかわる新しい創造性研究の枠組みが提唱されている。
抄録全体を表示
-
平田 昭雄
原稿種別: 本文
p.
117-118
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
20世紀半ばの'60-70年代に米国で開発された現代化理科カリキュラムは,その程度の差はあるものの,いずれもその開発段階においては科学者の探究過程をモデルとしており,必然的にそこで重視されるような科学的創造性の育成をも自ずと意図するものとなっていた。したがって,それらは今日にあっても専門科学者の養成を意図する所謂専門科学の教育においてはそこにおいて求められる類の創造性の育成に関して相応に有効と考えられる。ところで,今日的な科学教育観にあっては一方すなわち非専門的な所謂一般科学教育の議論では,広く一般市民のための,その意味ではある種の科学的リテラシーとも捉えられるような科学的創造性の育成が重要視されつつある。そして,そうした観点からすれば20世紀現代化理科カリキュラムがその育成を意図した科学的創造性については,ある種の不整合的な違和感をも禁じ得ないこととなる。
抄録全体を表示
-
吉田 浩之
原稿種別: 本文
p.
119-120
発行日: 2000/07/29
公開日: 2018/05/16
会議録・要旨集
フリー
創造的思考を育成する授業において、個人に対する集団の優位性を検証し、さらに、集団成員の効果的な組み合わせ方を検討した。その結果、創造性得点が異なる成員からなるグループに効果が顕著となり、その際、下位得点の者がより創造的思考が活性化されることがわかった。
抄録全体を表示