抄録
1992年に始まった「科学の祭典」は、9年を経て全都道府県での開催を一巡し、今年は全国80都市で開催されるまでに広がった。これは全国各地における先生方の草の根的な活動の賜物といえる。しかし、なぜこんなに広がったのか、何が魅了したのか、参加により何が変化したのか、実験講師として参加された先生方に、喜びや苦労, 今後のあり方等も含めて語っていただいた。本稿は、科学の祭典ニューズレター (NO. 24 2001、財団編集発行)の「特集: 検証-『祭典』は何を巻き起こしてきたか?」に加筆したものである。