日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
会議情報
発表
IY-3 生活科における教師の構えと子どもの姿の乖離
池田 仁人戸北 凱惟
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 517-518

詳細
抄録
各小学校が生活科において十分実体験の場を確保しているにもかかわらず、子どもが知的な気付きをふくらめられないのは何故か。本研究では、教師の支援に問題があるのではないかということに着目し、教師の実際の言動を分析することで、「子どもの学び」が支援されているのかどうかを明らかにしようとした。その結果、問題発見などの重要な段階を教師がおこなっている場合、「子どもの学び」が成立しにくいということがわかった。しかし、それは教師の本意ではなく、授業内での子どもの表れと教師の思いがずれたときに主に発生することもわかってきた。
著者関連情報
© 2001 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top