日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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3A2-14 高大連携による理数科教育の可能性
野瀬 重人進藤 明彦宮地 功
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p. 117-120

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抄録

岡山県立岡山一宮高等学校は、1学年が普通科7クラス、理数科2クラスで運営されている。この内の理数科は、大学との連携を図りながら生徒が主体的に研究活動の出来る「課題研究」を積極的に行うことにより、生徒の創造力を高めることを教育の中心において指導を行ってきた。平成14年度にはスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けたことから、新設科目の設置や大学での講義への参加等を取り入れながら指導の一層の充実を図ってきた。その成果の一つである「課題研究」は、このたび学会(日本生態学会ほか2学会合同の中四国支部発表会、本年5月、島根大学で開催)に招待され、パネル発表を行った。学会に参加した多くの専門家から、多数の質問を受けるとともにお褒めもいただいた。これらのことを含めて、ここにその一連の教育活動を報告する次第である。

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© 2003 日本科学教育学会
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