抄録
本研究では,ケータイを利用したフィールドワーク支援システムを,小学校2年生の生活科における2003年度の年間カリキュラム「季節みつけ」に導入し,このカリキュラムについて,「学習の楽しさ」,「ケータイ操作スキル」,「季節みつけの視点」の3つの観点から評価を実施した.実施したカリキュラムは,(1)「春みつけた!」,(2)「夏がやってくる」,(3)「きせつのちがいをくらべよう〜夏から秋へ〜」,(4)「くらしのなかの冬をみつけよう」の四季に沿った4つの単元から構成されている.評価の結果からは,夏と冬に楽しいと評価している児童が集中していることがわかった。また,ほとんどの児童が,春から冬にかけて徐々にケータイの操作がうまくなっていることと,その季節らしさに視点を置いて季節みつけができてきていると評価していた.