日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 2B2-A3
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発表
2B2-A3 多声的思考のための道具としてのマンガの可能性(マンガという教育メディア,自主企画課題,次世代の科学力を育てる)
鈴木 栄幸加藤 浩
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抄録
バフチンの対話論に基づけば、思考も他者と対話である。。すなわち、人が何かを考えたり計画したりする時には、様々な関係者の声(価値観や背後関係から生みだされる言葉)が想定され、それらの声との対話がなされている。もしそうであれば、思考の支援とは、考えている内容に関連する人々との対話としてアイデアを表現する「対話展開」作業の支援に他ならない。ここでは、対話展開支援のための手法としてマンガ表現法を提案し、その効果について論じる。
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© 2009 日本科学教育学会
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