日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 2B2-D2
会議情報
発表
2B2-D2 GAISEレポートに基づく中学校統計教育における評価の枠組み(これからの統計教育の方向性(3):統計的な探求プロセスをいかに授業の中で実現するか,自主企画課題,次世代の科学力を育てる)
小口 祐一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本研究は,2005年に米国統計学会から公表されたGAISEレポートに基づき,2008年に告示さ れた中学校学習指導要領における数学「資料の活用」領域の指導内容について,生徒の到達度を評価するための枠組みを構築した。その結果,これまでは「データを分析する」構成要素についての到達度を評価することに偏っており,これからは「結果を解釈する」構成要素についての到達度を評価する問題を開発し,この構成要素の測定を促進する必要があることが明らかになった。
著者関連情報
© 2009 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top