日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 2G1-D1
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発表
2G1-D1 リアルタイム気象データモニタリングシステムの小学校での長期活用実践(IT・メディア活用の科学教育システム,一般研究,学びの原点への回帰-学習の質を高める科学教育研究-)
高橋 庸哉割石 隆浩
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抄録
学校内に設置した気象観測測器から校内LAN 経由でデータを絶えず取得し、リアルタイムデータを教室で提示するシステムを開発してきた。小学校5年から6年に掛けての1年7ヵ月にわたって、このシステムを使った実践を行い、児童の活用状況を調査した。児童の約半数は教室のパソコンでデータを1日1回以上見ていた。日常生活の中で感じる寒暑や風向きという生活感覚をリアルタイムデータと結びつけ、生活の中で活かしていた。また、日常体験の定量化や身近な天気特性の理解、法則性の気付きが見られた。
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© 2013 日本科学教育学会
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