主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第41回年会 香川大会
開催日: 2017/08/29 - 2017/08/31
本研究は21st Century Skillsの中でも創造性に着目し,統合したSTEMの取り組みの中で、児童・生徒がいつ、 どこで発散的な思考を適用するかを質的な方法を用いて明らかにするとともに、既存の創造性テストのSTEM 教育評価における妥当性を検討した。その結果,過去の研究において利用されてきた創造性テスト(TTCT)が、探究活動に固有なタスクを評価しており、いくつかのタスク同士の相関は見られないこと、また質的分析によって見いだされた他の関連するタスクについては考慮されていないこと等が考えられる。また学習の振り返りから、いつ・どこで発散的思考が用いられるのか、潜在的なタスクと文脈をまたいだ適用可能性が示された。それぞれの分析結果の混合により、あらゆる文脈において、創造性はタスクごとに育成され、その妥当性と転移については個別に検討していく必要性が示唆された。