主催: 一般社団法人日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第43回年会
回次: 43
開催地: 宇都宮大学
開催日: 2019/08/23 - 2019/08/25
本研究の目的は,モンゴル国(以下モンゴルと記述)初等理科教科書を対象としてそこに見られる問いの傾向を分析することにより,同国における問題解決型授業のモデルを導出することである.この分析結果を日本の小学校理科教科書の研究(中山,猿田,2015)の結果と比較し,考察した.その結果,モンゴルと日本の教科書の共通点として,問題解決活動の前半の場面(背景・問題)及び後半の場面(結果・考察)の問いが多いこと,方法場面の問いが少なく解決方法を児童が考える機会が少ないこと,相違点として,モンゴルの教科書はその他の場面に問いが多く,問題解決の過程に当てはまらない場面の問いが多いこと,などが明らかとなった.