中山間地域の持続的発展を目指す「風景をつくるごはん」概念に基づく地域教育について,真田らが開発したゲーム形式の教材による授業が小学校第6 学年の児童の学習に効果があることについてすでに報告しており,これと同じ地域の中学校第3 学年の生徒についても,イメージマップ分析を通して効果が確認されている.今回は,この授業を受けた同じ中学生による「食べ物を手に入れるときに気をつけること」と「初めて知ったこと」についての自由記述回答を分析し,イメージマップ分析の結果と同様に,多くの生徒が,食べ物の産地と農法が景観・環境の変化に与える影響を因果的に理解したことが確認された.