日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
46
セッションID: 1
会議情報

論文集
概念変容モデルからみた小数の乗法の指導
*岸本 忠之
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本稿の目的は,3つの概念変容モデルを視点として,教科書での取り扱いの理論的背景を検討するとともに,モデルから導かれる指導への示唆を得ることである.小数の乗法の指導を3つの概念変容モデルに位置付けた.その結果,Posnerら(1982)では,倍の考えによる場面が有効であること,Hashweh(1986)では,累加の考えによる意味(個数のいくつ分)と割合の考えによる意味の対比が必須であること,Tsai (2000)ではでは90×3.4のような導入場面よりも,純小数の乗法が臨界事象として重要であることの示唆を得た.

著者関連情報
© 2022 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top