主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第46回年会
回次: 46
開催地: 愛知教育大学
開催日: 2022/09/16 - 2022/09/18
本研究では,まず千葉県内の理科教員対象にして,中学校1~3年理科教科書の発展的課題に対する支援のニーズがあるのかを調査した.そして中学校2年「二酸化炭素中のマグネシウムの燃焼」を例にして,読み物とワークシートで学習を支援することで科学的に説明できようになるのか,実際の理科授業で試行した.ニーズ調査からは,1年生物「植物の分類」に比べると2年地学「明日の天気」,3年物理「エネルギー効率」に対する支援のニーズが高かった.中学校2年生対象の試行結果からは,学習後には27名(84.4%)が科学的に説明できるようになり,自信度も高くなっていた.更なる発展的課題の「たたら製鉄」の説明についても,30名(93.8%) が科学的にできるようになった.「学習で成長したこと」については,ほとんどの生徒が,読み物を読んでワークシートに情報を整理したことから,理解が深まったと実感していた.