主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第46回年会
回次: 46
開催地: 愛知教育大学
開催日: 2022/09/16 - 2022/09/18
本研究は,6年間の課題研究で生徒に身に付けさせたい資質・能力を見とおしたテキストの開発とテキストを活用した授業を系統的に配置し実践することが,課題研究に必要な資質・能力の向上に寄与することを明らかにすることを目的する.第一に,課題研究に必要な資質・能力を抽出し,抽出した資質・能力を6年間のどの時期に,どのような指導をして育成するかを検討し,6年間の系統的な課題研究のカリキュラムを構築した.第二に,構築したカリキュラムを実践するためのテキストを開発し,テキストを使用した授業を実践することによって,生徒が資質・能力の向上を認識しているかどうかを質問紙調査で明らかにした.質問紙調査による意識調査の結果,向上したと肯定的に回答した生徒の割合は高く,一定の効果が得られたことが示唆された.今後は資質・能力が実際に向上したかどうかを客観的に測る評価の開発が課題である.