主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第47回年会
回次: 47
開催地: 愛媛大学
開催日: 2023/09/18 - 2023/09/20
我が国の算数・数学科のカリキュラム及び教科書は,既習を基にして児童・生徒が自ら考え,学習する系統を採用しており,指導の系統が明確である. 他方で, その指導の系統を説明する際に,諸外国のカリキュラムでは,我が国で使われる算数・数学教育のターミノロジーが存在せず,明確に説明できない場合がある(礒田, 2020). 岸本(2022)は,英語圏における分数の意味に関し,研究レベルでは5つの意味として確立しているが,カリキュラムでは十分確立していないことを指摘した.本稿では,礒田 (2020)及び岸本(2022)を前提に,分数の意味の指導の系統に焦点をあて,日本及びアフリカ諸国のカリキュラム及び教科書を分析し,そこで使用されているターミノロジーについて検討する.