日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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教員を目指す学生が持つ総合的・基礎的な高校必修理科科目への意識
*亀田 直記今井 泉
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抄録

現在,高等学校理科では4領域がほぼ独立して指導されているため,履修経験のない科目の内容を新しく学校教員になった者が指導するということが起こっている.縣を代表とする研究グループでは,総合的・基礎的な高校必修理科科目の設置を目指しており,この科目を指導できる教員養成ができるのかを検討する必要がある.本研究では,教員を目指す大学生がこの科目の必要性を感じているのかを明らかにすることを目的とした.5大学104名の学生に対してアンケート調査を行った結果,高校時代にこの科目を受けたかったと考える者が6割を超えた.自身が高校時代に履修していない科目の指導は不安だとも考えており,この科目の設置が教員養成に効果を及ぼす可能性があることが明らかとなった,また,高校理科教員志望者は65%がこの科目を指導できそうと回答し,幅広い科学の素養を持つ意義を理解し,指導に対して支障がないことがわかった.

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